嵐のあと
すっかり雨やら風やらが騒がしくしていった後。
出かける用事があってドアをあけたら、なんともいえない空。
ふとカメラを取りだすと横には二人のおじさんがいて同じように写真を撮っていた。
「久しぶりのいい空ですね~」と。
この人たちは同じ階の人なのか、最上階のベランダで撮りたくて来たのかはわからないけど、みんな同じように感じていたのかな。
雲のことはよくわからない。
もしかしたら気象学的にとかはいい空ではないのかもしれないけどなんだかこう、胸が熱くなってすっ、と抜ける感じだった。
この気持ちを訂正する気はないから、わざわざ調べたりなんかしない。
ここしばらく録音した自分の声の整理をしていて自分の声を聞きすぎて頭が痛かったのが空を見て消えていった。
さて。会いたかった人たちに会いに行こう。